その183. サインは部位
有名人のサイン色紙ってほとんど持っていない。
実際、貴重な数枚も引き出しにしまい込んだままだ。
サインは記録であり、その人ではないから。
折角、直接会ってるんだから握手してもらう方が嬉しい。
僕個人はサインを貰うより握手派だ。
人にサインする分には全然苦じゃないんだけれども…。
以前、パット・メセニーと握手した時、ビリビリっと全身に電気が走った。
そういえば上田正樹もエリック・バードンと握手してビリビリっときたらしい。
こういう不思議な感じって実際にあるんだなぁ、と困惑した記憶がある。
確かに、その瞬間、彼から何かを受け取った気がする。
いつだったか、レジでお釣りを貰う時にもビリビリっときた。
ま、これは単なる静電気。
目を合わせたレジの女の子とほぼ同時に
『す、すみません…。』
って何がどう“すみません”なのかよく解らないけれども…。
で、確かに、その瞬間、彼女からお釣りを受け取った気がする。