親戚の子供が駄洒落（ダジャレ）を言うようになった。
もちろん、別に面白くも何ともない。
成長期の言葉遊びで可愛さはあっても、笑える範疇ではない。
クオリティーは親戚のオッチャンの駄洒落となんら変わらない。
ま、オッチャンの駄洒落は殺意すら覚えるので不思議だけれども…。

明石家さんま氏によると『駄洒落は高級な笑い』なのだそうだ。
プロでもうかつに手を出すと危険なのだ。
僕もマイクを通してお客さんに喋ることになるので、その意味は解る。
基本的に言葉で洒落る事はあっても、僕は駄洒落は言わない。

何でもかんでもオヤジギャグと思ってる人がいる。
多くの場合、それはその人が査定出来ていないだけに見受けられる。
実際、中にはかなり面白い駄洒落も混ざっているたりするから…。
僕はこれらをハイパーオヤジギャグと呼んでいる。

駄洒落は『とても苦しいもの』が好ましい。
自ら「駄」と貶（おとし）めるような奴なのだ。
直接的にウケてしまっては、もはや駄洒落ではないのかもしれない。

それとも、もっともっと単純なことが考えられる。
低俗で本当に下らない洒落こそが駄洒落なのかもしれない。
だとすれば、僕にはもうお手上げだ。
バンザ〜イ！バンザ〜イ！