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その123. 本当のことなんて言えない。



本当のことなんて言えない。
なので嘘をついている。
そこで僕は笑ったりしないし、あれを見て見ぬ振りなんて出来ない。
ましてや君に懇切丁寧に説明するなんて野暮だ。
可能な限り、その先入観や偏見を外しておいてほしい。

本当のことなんて言えない。
それは◯◯のエゴだと思っているから、□□を▲▲するなんて僕には有り得ない。
とはいえ、近しい友人も、僕の音楽が好きな人も、尊敬に値するような結構な知識人でも、□□を▲▲している。
□□が△△なのは当たり前だ。
△△って言っている自分が△△なんだろう?
それって本当はちっとも優しくないんじゃないのか。
□□の幸せは□□にしか分からないのだから。

本当のことなんて言えない。
◯◯された▲▲を綺麗だと思えない。
◯◯された▲▲は□□になるしかない。
それを▲▲が綺麗だからといって◯◯するなんて、短絡的というものだ。
とはいえ、よく◯◯された▲▲を◆◆して女の子と●●したんだけれども…。
これは僕にはごくニュートラルな思考と行動なんだ。
是か非かという立場に分けて、僕等を分類しているのは君だろうに。

本当のことなんて言えない。
◯◯は▲▲されている。
いま◯◯で起っている歪みの原因は、◆◆の弊害に他ならない。
もう単純明快で当たり前すぎて、これらの言葉に引いてしまうような君に、僕は引いている。
そのネットワークは●●なんだろう?
でなければ衆愚というやつだ。
●●はクソで、□□はウソだ。

本当のことなんて言えない。
なので嘘をついている。

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